自己紹介・研究目的
令和4年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
薬科学専攻
令和4年度 大学院入学
平松 元気
ヒラマツ ゲンキ
データサイエンスを活用したアルツハイマー病の「未病」検出およびその基盤構築
医学薬学教育部薬科学専攻博士後期課程、応用薬理学研究室所属の平松元気です。
アルツハイマー病の予防・超早期治療法の開発を目指し、研究に取り組んでいます。アルツハイマー病は発症の数十年も前から主病因とされるアミロイドβの蓄積などが開始されており、発症時には脳萎縮が生じていることが多く、そこからの治療介入は極めて困難であると考えられています。そこで私は、「未病」という病気になる直前の状態という概念に着目し、アルツハイマー病の未病のバイオマーカーを同定する事で、介入時期を明確にし、予防・超早期治療法の開発に繋げようと研究を行っています。当研究グループが独自に開発した新規アルツハイマー病モデルマウスを用いて、認知機能障害を指標に健康、未病、発症を定義し、発現タンパク質の網羅的解析を行っています。今後、未病期に特異的に発現変動するタンパク質群を同定し、バイオマーカーの探索を進めていきたいと思います。
アルツハイマー病の予防・超早期治療法の開発を目指し、研究に取り組んでいます。アルツハイマー病は発症の数十年も前から主病因とされるアミロイドβの蓄積などが開始されており、発症時には脳萎縮が生じていることが多く、そこからの治療介入は極めて困難であると考えられています。そこで私は、「未病」という病気になる直前の状態という概念に着目し、アルツハイマー病の未病のバイオマーカーを同定する事で、介入時期を明確にし、予防・超早期治療法の開発に繋げようと研究を行っています。当研究グループが独自に開発した新規アルツハイマー病モデルマウスを用いて、認知機能障害を指標に健康、未病、発症を定義し、発現タンパク質の網羅的解析を行っています。今後、未病期に特異的に発現変動するタンパク質群を同定し、バイオマーカーの探索を進めていきたいと思います。