自己紹介・研究目的
令和5年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
認知・情動脳科学専攻
令和5年度 大学院入学
平山 瑠那
ヒラヤマ ルナ
慢性炎症母体環境による新規発達障害モデルの開発とその病態機序の解明
生命融合科学教育部 認知・情動脳科学専攻 行動生理学講座の平山瑠那です。
私は新たな発達障害モデルを作製し、母体の周産期ストレスが産子に与える影響の解明を目指します。発達障害は社会生活に困難をきたすことが多いですが、根本的な治療法はなく、予防・治療法の開発のために発症メカニズムの解明が求められています。発達障害の発症には、遺伝的・環境的要因が複合するとされています。しかし環境要因、とくに母体環境については遺伝的要因を分離することが難しく、未解明なことが多く残っています。
私の研究では、環境要因として十分な検討がなされていない慢性炎症に着目し、母体の慢性的な炎症が胎仔の脳内でどのような性質変化を引き起こすのかを遺伝的背景を統制したマウスを用いて明らかにします。さらに作製したモデルを用いて発症の因子や因果関係を明らかにし、発達障害の発症メカニズム解明や予防・治療への貢献を目標に研究に取り組みます。
私は新たな発達障害モデルを作製し、母体の周産期ストレスが産子に与える影響の解明を目指します。発達障害は社会生活に困難をきたすことが多いですが、根本的な治療法はなく、予防・治療法の開発のために発症メカニズムの解明が求められています。発達障害の発症には、遺伝的・環境的要因が複合するとされています。しかし環境要因、とくに母体環境については遺伝的要因を分離することが難しく、未解明なことが多く残っています。
私の研究では、環境要因として十分な検討がなされていない慢性炎症に着目し、母体の慢性的な炎症が胎仔の脳内でどのような性質変化を引き起こすのかを遺伝的背景を統制したマウスを用いて明らかにします。さらに作製したモデルを用いて発症の因子や因果関係を明らかにし、発達障害の発症メカニズム解明や予防・治療への貢献を目標に研究に取り組みます。