自己紹介・研究目的
令和5年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
地球生命環境科学専攻
令和5年度 大学院入学
峯村 友都
ミネムラ ユウト
餌資源の利用可能性からみた繁殖期のライチョウを支える生息環境の評価とその将来
理工学教育部 地球生命環境科学専攻の峯村友都です。
私は立山の高山帯に生息するライチョウ(Lagopus muta japonica Clark)を対象に、餌資源の質・量的な利用価値の時空間変化から生息環境を評価する研究を行っています。
すべての動物にとって、食物の摂取は最も基本的な生命維持活動の一つです。しかし、近年の気候変動は高山帯のような寒冷地域の環境を大きく変化させ、その結果、生物が利用できる餌資源の時空間分布に変化をもたらし、そこで生活する生物種に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。しかし、ライチョウの生息環境を餌資源利用の観点から詳細に評価した例は少なく、特に産卵期から雛が巣立つまでの期間の情報が不足しています。
本研究では、多数の野外調査、様々な化学分析、リモートセンシング技術を駆使して、ライチョウの繁殖を支える餌資源の詳細な理解と、気候変動が本種の生息環境に及ぼす影響を餌資源的観点から評価し、本種ならびに高山生態系の保全に貢献していきたいと考えています。
私は立山の高山帯に生息するライチョウ(Lagopus muta japonica Clark)を対象に、餌資源の質・量的な利用価値の時空間変化から生息環境を評価する研究を行っています。
すべての動物にとって、食物の摂取は最も基本的な生命維持活動の一つです。しかし、近年の気候変動は高山帯のような寒冷地域の環境を大きく変化させ、その結果、生物が利用できる餌資源の時空間分布に変化をもたらし、そこで生活する生物種に大きな影響を及ぼすことが懸念されています。しかし、ライチョウの生息環境を餌資源利用の観点から詳細に評価した例は少なく、特に産卵期から雛が巣立つまでの期間の情報が不足しています。
本研究では、多数の野外調査、様々な化学分析、リモートセンシング技術を駆使して、ライチョウの繁殖を支える餌資源の詳細な理解と、気候変動が本種の生息環境に及ぼす影響を餌資源的観点から評価し、本種ならびに高山生態系の保全に貢献していきたいと考えています。