自己紹介・研究目的
令和6年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
生命・物質・エネルギー科学プログラム
令和6年度 大学院入学
岩﨑 祥行
イワサキ ヨシユキ
標準模型を超えた物理現象の包括的な研究のための 計算ツールとインターフェースの開発
素粒子物理学は自然の最小構成要素を記述することを目的とした学問であり、素粒子標準模型は実験と最も整合した理論です。しかし標準模型には様々な問題が指摘されており、標準模型を超えた物理とその実験的な探索・検証の提案が現在の素粒子物理学における最重要テーマの一つです。このような問題の解決に向けて標準模型を超える物理模型の物理量を効率的に計算するために用いられているのが計算ツールです。
本研究では既存の計算ツールのプログラムの改善や新たな計算手法の開発や実装を行うことによってマシンパワーや計算時間の削減・計算精度の向上を図り、素粒子論の大きな問題を包括的に研究する計算ツールを開発し、その後それを用いて研究していきたいと考えています。
本研究では既存の計算ツールのプログラムの改善や新たな計算手法の開発や実装を行うことによってマシンパワーや計算時間の削減・計算精度の向上を図り、素粒子論の大きな問題を包括的に研究する計算ツールを開発し、その後それを用いて研究していきたいと考えています。