自己紹介・研究目的
令和7年4月入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介

創薬・製剤工学プログラム
令和7年4月 大学院入学
三宅 裕也
ミヤケ ユウヤ
新奇デザイン手法を用いたピロリジン型グリコシダーゼ阻害剤の創製とその応用
富山大学大学院 医薬理工学環 創薬・製剤プログラム博士後期課程1年の三宅裕也です。
私は、天然物を基盤とした新規グリコシダーゼ阻害剤の開発を目指し、研究を行っています。糖の環内酸素原子が窒素原子へと置き換わった化合物群であるイミノ糖は、糖と化学構造が類似しているが故に、グリコシド結合の形成や加水分解に関与する酵素群であるグリコシダーゼによって認識されます。その結果、上記化合物群は、糖尿病、がん、結核、インフルエンザなど、さまざまな医薬品として応用できることが期待されています。
本研究では、D-フルクトースと相同性が高い天然物DABを基に、当研究グループ独自の化合物デザインを適用した新規化合物の合成と難病ゴーシェ病治療薬開発の可能性を調査すると共に、グリコシダーゼ阻害活性が報告されている天然物broussonetine Nの全合成(完全化学合成)研究を行っています。
私は、天然物を基盤とした新規グリコシダーゼ阻害剤の開発を目指し、研究を行っています。糖の環内酸素原子が窒素原子へと置き換わった化合物群であるイミノ糖は、糖と化学構造が類似しているが故に、グリコシド結合の形成や加水分解に関与する酵素群であるグリコシダーゼによって認識されます。その結果、上記化合物群は、糖尿病、がん、結核、インフルエンザなど、さまざまな医薬品として応用できることが期待されています。
本研究では、D-フルクトースと相同性が高い天然物DABを基に、当研究グループ独自の化合物デザインを適用した新規化合物の合成と難病ゴーシェ病治療薬開発の可能性を調査すると共に、グリコシダーゼ阻害活性が報告されている天然物broussonetine Nの全合成(完全化学合成)研究を行っています。
