自己紹介・研究目的
令和7年4月入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介

臨床薬学プログラム
令和7年4月 大学院入学
安部 佑香
アベ ユウカ
電気を駆使した実用的有機反応の開発:新規脱保護法の開発と有機化学的応用
総合医薬学研究科総合医薬学専攻臨床薬学プログラムの安部佑香です。
私は電気を駆使した実用的な有機合成反応の開発研究をしています。電解有機合成(ElectroOrganicSynthesis: EOS)は電子そのものを利用して対象とする化合物を直接(場合によっては間接的に)酸化/還元する強力な手法であり、従来法では困難な反応を実現できます。そのため毒性の高い酸化剤や有毒な廃棄物を排出しないグリーンな有機合成法として国際的に注目されています。我々は電解質である過塩素酸リチウムがアセタールの活性化剤兼カルボニル酸素源として機能することを見出し、無水中性~塩基性条件で進行する世界初の環状アセタール類の電解脱保護法として報告しました。この知見を基盤として、様々な実用性あるEOSの確立と医薬品・生物活性物質の効率的合成法の開発を目指して日々研究に取り組んでいます。
私は電気を駆使した実用的な有機合成反応の開発研究をしています。電解有機合成(ElectroOrganicSynthesis: EOS)は電子そのものを利用して対象とする化合物を直接(場合によっては間接的に)酸化/還元する強力な手法であり、従来法では困難な反応を実現できます。そのため毒性の高い酸化剤や有毒な廃棄物を排出しないグリーンな有機合成法として国際的に注目されています。我々は電解質である過塩素酸リチウムがアセタールの活性化剤兼カルボニル酸素源として機能することを見出し、無水中性~塩基性条件で進行する世界初の環状アセタール類の電解脱保護法として報告しました。この知見を基盤として、様々な実用性あるEOSの確立と医薬品・生物活性物質の効率的合成法の開発を目指して日々研究に取り組んでいます。
