自己紹介・研究目的
令和8年4月入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
先端薬科学プログラム
令和8年4月 大学院入学
貝川 知弥
カイガワ トモヤ
Teneurin-4 に着目した自閉症スペクトラム障害発症メカニズムの解明
総合医薬学研究科 先端薬科学プログラム 博士後期課程 薬物治療学研究室所属の貝川知弥です。私は、自閉症スペクトラム (ASD) 発症メカニズムの一端を解明し、患者1人ひとりの症状・特性に応じた治療法の確立を最終的な目標として研究に取り組んでいます。ASDの発症率は過去20年で急激に増加しており、社会性障害や反復行動といった中核症状に加え、てんかんなどの併発症を含む症状の多様性が、治療開発を困難にしている一因となっています。その理由は、脳発達期における複数の発達異常が原因と考えられています。私は、脳発達過程において特定の精神疾患関連遺伝子のKDマウスを作製し、現在は、マウスを用いた実験を中心に、ASDの病態形成に対して、遺伝子および行動レベルで解析しています。ASD様の行動表現の出現メカニズムや神経回路形成の異常を明らかにしようとしています。