自己紹介・研究目的
令和6年度修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
薬科学専攻
令和6年度 大学院入学
東 充輝
アズマ ミツキ
新規TNFリガンドタンパク質の創製とTRAF5の炎症制御機構の解明
医学薬学教育部薬科学専攻博士後期課程の東充輝です。
私は細胞内アダプター分子TRAF5に着目しています。TRAF5はTNF受容体ファミリーの一部の分子の下流においては促進的にシグナル伝達を制御します。一方で、TRAF5は炎症性サイトカインIL-6や微生物などを認識するToll様受容体(TLR)などの受容体の下流において抑制的に働きます。TRAF5による抑制機序は未だ不明であり、このことが細胞ごとのTRAF5の発現量が異なることによるものではないかと考え、発現量に着目して研究を行います。
OX40などのT細胞に発現するTNF受容体分子群は、免疫の制御という点から注目されてきています。三量体構造をとるTNFリガンドの基本的なタンパク質の構造構築に着目し、TNF受容体を活性化できる新規のTNFリガンド分子の創製を行い、T細胞の制御を目指した研究を行います。
私は細胞内アダプター分子TRAF5に着目しています。TRAF5はTNF受容体ファミリーの一部の分子の下流においては促進的にシグナル伝達を制御します。一方で、TRAF5は炎症性サイトカインIL-6や微生物などを認識するToll様受容体(TLR)などの受容体の下流において抑制的に働きます。TRAF5による抑制機序は未だ不明であり、このことが細胞ごとのTRAF5の発現量が異なることによるものではないかと考え、発現量に着目して研究を行います。
OX40などのT細胞に発現するTNF受容体分子群は、免疫の制御という点から注目されてきています。三量体構造をとるTNFリガンドの基本的なタンパク質の構造構築に着目し、TNF受容体を活性化できる新規のTNFリガンド分子の創製を行い、T細胞の制御を目指した研究を行います。