自己紹介・研究目的
令和5年度修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
薬科学専攻
令和5年度 大学院入学
加藤 瑞希
カトウ ミズキ
膜輸送タンパク質の異常による病態メカニズムの解析
大学院 医学薬学教育部 博士後期課程 薬科学専攻1年、薬分野の加藤瑞希です。
私は細胞膜を介して、イオンや物質を運ぶ膜輸送タンパク質について研究しています。膜輸送タンパク質には、イオンチャンネルやトランスポーターがあり、私は、これら膜輸送タンパク質の異常により引き起こされる病態メカニズムの解明を目的として研究を行っています。
現在、私は、がん細胞において異常発現するアミノ酸トランスポーター(LAT1:L-type amino acid transporter 1)に着目した研究を進めており、LAT1の発現制御に関連する新規タンパク質を見出しています。LAT1はアミノ酸の取り込みにより、がん細胞の増殖に重要であることが知られていますが、これまでの実験結果から、この新規タンパク質がLAT1の発現を正に調節する分子であると考えています。
今後、この新規タンパク質とLAT1の機能連関のメカニズムを明らかにし、これらをターゲットとする新たながん治療の可能性についての検討を進めたいと思います。(旧フェローシップ事業採択学生)
私は細胞膜を介して、イオンや物質を運ぶ膜輸送タンパク質について研究しています。膜輸送タンパク質には、イオンチャンネルやトランスポーターがあり、私は、これら膜輸送タンパク質の異常により引き起こされる病態メカニズムの解明を目的として研究を行っています。
現在、私は、がん細胞において異常発現するアミノ酸トランスポーター(LAT1:L-type amino acid transporter 1)に着目した研究を進めており、LAT1の発現制御に関連する新規タンパク質を見出しています。LAT1はアミノ酸の取り込みにより、がん細胞の増殖に重要であることが知られていますが、これまでの実験結果から、この新規タンパク質がLAT1の発現を正に調節する分子であると考えています。
今後、この新規タンパク質とLAT1の機能連関のメカニズムを明らかにし、これらをターゲットとする新たながん治療の可能性についての検討を進めたいと思います。(旧フェローシップ事業採択学生)