自己紹介・研究目的
令和6年度 支援終了学生修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
看護学専攻
令和6年度 支援終了学生 大学院入学
稲野 仁美
イナノ ヒトミ
ICTを活用した助産師による母乳育児支援が産後うつに与える影響
医学薬学教育部 博士後期課程 看護学専攻1年の稲野仁美です。
わたしが問題視している「産後うつ」は、母親の自殺や児童虐待の原因とも言われていますが、近年、コロナ禍でその罹患率は急増しているという報告があります。背景には、新型コロナウイルスによる生活様式の変化で子育て支援を求める場がなくなり、多くの母親が自分一人で子育てしなくてはならない状況に直面していることが考えられています。産後うつは自覚症状にも乏しいため、助けを求める母親もほとんどいません。したがって、産後の長期的なケアの提供体制が必要とされています。
産後うつと関連が強いと言われているのは授乳方法で、母乳のみで育てている母親は産後うつに罹るリスクが低いという報告があります。したがって、産後6か月間、母乳育児支援を継続的に行うことで産後うつの罹患率が減少するか否かについて、本研究を通して検討したいと考えています。
わたしが問題視している「産後うつ」は、母親の自殺や児童虐待の原因とも言われていますが、近年、コロナ禍でその罹患率は急増しているという報告があります。背景には、新型コロナウイルスによる生活様式の変化で子育て支援を求める場がなくなり、多くの母親が自分一人で子育てしなくてはならない状況に直面していることが考えられています。産後うつは自覚症状にも乏しいため、助けを求める母親もほとんどいません。したがって、産後の長期的なケアの提供体制が必要とされています。
産後うつと関連が強いと言われているのは授乳方法で、母乳のみで育てている母親は産後うつに罹るリスクが低いという報告があります。したがって、産後6か月間、母乳育児支援を継続的に行うことで産後うつの罹患率が減少するか否かについて、本研究を通して検討したいと考えています。