自己紹介・研究目的
令和5年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
先端ナノ・バイオ科学専攻
令和5年度 大学院入学
加藤 萌
カトウ モエ
研究テーマ「人工臓器開発のための細胞調達技術および組織構築法の新提案」
生命融合科学教育部先端ナノ・バイオ科学専攻の加藤萌です。
再生医療とは機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対し、幹細胞や材料などを利用して損なわれた機能の回復や組織・臓器そのものを再生する医療です。
私は、特に乳がん治療に伴う乳房再建に着目し、既存の人工物や自家組織移植法に代わる新たな人工乳房組織の開発を行います。乳房再建のためには、①十分な脂肪の蓄積、②細胞の足場となる材料の安定性、③乳房組織への血管新生が必達項目として挙げられます。本研究では、上記必達項目に対する戦略として①微細加工表面および重力制御培養を用いた短期間で高効率な脂肪細胞(脂肪)の調達、②機械的特性の長期維持を目指した独自の材料開発、③微粒子を用いた血管新生の誘導を行い、未だに成功例のない根本的な乳房再建を目指します。乳がん治療とそれに伴う乳房再建術は同じ女性としても解決したい課題であり、チャレンジする価値があると考えています。
(旧フェローシップ事業採択学生)
再生医療とは機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対し、幹細胞や材料などを利用して損なわれた機能の回復や組織・臓器そのものを再生する医療です。
私は、特に乳がん治療に伴う乳房再建に着目し、既存の人工物や自家組織移植法に代わる新たな人工乳房組織の開発を行います。乳房再建のためには、①十分な脂肪の蓄積、②細胞の足場となる材料の安定性、③乳房組織への血管新生が必達項目として挙げられます。本研究では、上記必達項目に対する戦略として①微細加工表面および重力制御培養を用いた短期間で高効率な脂肪細胞(脂肪)の調達、②機械的特性の長期維持を目指した独自の材料開発、③微粒子を用いた血管新生の誘導を行い、未だに成功例のない根本的な乳房再建を目指します。乳がん治療とそれに伴う乳房再建術は同じ女性としても解決したい課題であり、チャレンジする価値があると考えています。
(旧フェローシップ事業採択学生)