自己紹介・研究目的
令和4年度修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
地球生命環境科学専攻
令和4年度 大学院入学
小濵 望
コハマ ノゾミ
持続可能社会に貢献するデジタル画像処理を利用した次世代簡易分析法の開発
理工学教育部・地球生命環境科学専攻の小濵望です。
簡易分析法の迅速・簡便さを損なわずに,高感度化でき,環境水や工場排水,食品,医療等様々な分野で活用できる簡易分析法の開発を目指しています。具体的には,発色させた目的成分の迅速な吸着性と自然沈降性を備えた微細粒子を吸着剤とする「分散微粒子抽出法」を原理とした簡易分析法の開発を行っています。
既存の目視簡易分析法は幅広い現場で使用されていますが,試料水に含まれる着色成分や懸濁物質による妨害を強く受けるという欠点を持っています。試料水の夾雑物の問題を打破できれば,簡易分析法の有用性を飛躍的に高めることが期待できます。現在主流の大型分析器を用いた分析手法と同程度の性能を持つ簡易分析法が開発できれば,高度な分析が身近になり,カーボンニュートラルを趣向した農業の実践や有事の飲料水の安全性を担保することへ貢献できると考えています。
簡易分析法の迅速・簡便さを損なわずに,高感度化でき,環境水や工場排水,食品,医療等様々な分野で活用できる簡易分析法の開発を目指しています。具体的には,発色させた目的成分の迅速な吸着性と自然沈降性を備えた微細粒子を吸着剤とする「分散微粒子抽出法」を原理とした簡易分析法の開発を行っています。
既存の目視簡易分析法は幅広い現場で使用されていますが,試料水に含まれる着色成分や懸濁物質による妨害を強く受けるという欠点を持っています。試料水の夾雑物の問題を打破できれば,簡易分析法の有用性を飛躍的に高めることが期待できます。現在主流の大型分析器を用いた分析手法と同程度の性能を持つ簡易分析法が開発できれば,高度な分析が身近になり,カーボンニュートラルを趣向した農業の実践や有事の飲料水の安全性を担保することへ貢献できると考えています。