自己紹介・研究目的
令和4年度修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
薬科学専攻
令和4年度 大学院入学
前田 貴大
マエダ タカヒロ
視床下部オレキシンによる非アルコール性脂肪肝炎および肝細胞がんの防止機構の解明
富山大学大学院医学薬学教育部薬科学専攻 博士後期課程3年の前田貴大です。
私は肥満に伴う2型糖尿病や非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の新たな治療戦略の創出に向け、中枢神経系を起点に末梢組織の糖・脂質代謝機能を改善する新たな制御因子を探索しています。
近年、全身の臓器が様々な情報をやり取りして協調し合うシステムである臓器連関機構が注目されています。特に、脳と末梢の臓器を繋ぐ自律神経系を介するネットワークが肥満や2型糖尿病などの代謝疾患の防止に関与することが報告されています。そこで私は、中枢神経系を起点とした末梢組織の代謝機能の改善に寄与する機構を解明し、肥満に伴う代謝疾患を予防・治療する新たな治療概念の確立を目指して、視床下部オレキシンを含む様々な中枢神経系制御因子が末梢組織に与える影響を解析しています。本研究を通して、中枢神経系からのアプローチにより、肥満に伴う代謝関連疾患の新たな介入法の開発に貢献します。
私は肥満に伴う2型糖尿病や非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の新たな治療戦略の創出に向け、中枢神経系を起点に末梢組織の糖・脂質代謝機能を改善する新たな制御因子を探索しています。
近年、全身の臓器が様々な情報をやり取りして協調し合うシステムである臓器連関機構が注目されています。特に、脳と末梢の臓器を繋ぐ自律神経系を介するネットワークが肥満や2型糖尿病などの代謝疾患の防止に関与することが報告されています。そこで私は、中枢神経系を起点とした末梢組織の代謝機能の改善に寄与する機構を解明し、肥満に伴う代謝疾患を予防・治療する新たな治療概念の確立を目指して、視床下部オレキシンを含む様々な中枢神経系制御因子が末梢組織に与える影響を解析しています。本研究を通して、中枢神経系からのアプローチにより、肥満に伴う代謝関連疾患の新たな介入法の開発に貢献します。