自己紹介・研究目的
令和4年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
認知・情動脳科学専攻
令和4年度 大学院入学
大槻 智史
オオツキ トモフミ
慢性疼痛とそれに伴う情動障害の神経病態メカニズムの解明
富山大学大学院生命融合科学教育部認知・情動脳科学専攻 博士課程後期1年の大槻智史です。
私の研究では、慢性疼痛とそれに付随する情動障害の神経病態メカニズムの解明を目指します。
慢性疼痛を引き起こす疾患の多くは難治性であり、情動障害・精神疾患を伴うことが多いです。そのため、両病態には共通した病態メカニズムがあると考えられていますが、動物モデルを用いた網羅的な研究は少なく、未だ病態メカニズムは明らかになっていません。そこで本研究では、疼痛モデルマウスを用いて、最新の生理学、組織学、遺伝学を駆使した研究アプローチによって、病態に関与することが示唆されている脳の感覚関連領野および情動関連脳領域の神経活動を測定し、人為的に操作することで、痛みおよび痛みによる情動障害と神経活動の因果関係を検証し、両病態の改善と憎悪を生み出す神経病態メカニズムを明らかにします。
私の研究では、慢性疼痛とそれに付随する情動障害の神経病態メカニズムの解明を目指します。
慢性疼痛を引き起こす疾患の多くは難治性であり、情動障害・精神疾患を伴うことが多いです。そのため、両病態には共通した病態メカニズムがあると考えられていますが、動物モデルを用いた網羅的な研究は少なく、未だ病態メカニズムは明らかになっていません。そこで本研究では、疼痛モデルマウスを用いて、最新の生理学、組織学、遺伝学を駆使した研究アプローチによって、病態に関与することが示唆されている脳の感覚関連領野および情動関連脳領域の神経活動を測定し、人為的に操作することで、痛みおよび痛みによる情動障害と神経活動の因果関係を検証し、両病態の改善と憎悪を生み出す神経病態メカニズムを明らかにします。