自己紹介・研究目的
令和5年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
地球生命環境科学専攻
令和5年度 大学院入学
大塚 進平
オオツカ シンペイ
富山深海長谷における水塊構造と時空間的な物質輸送変動の解明
理工学教育部 地球生命環境科学専攻の大塚進平です。
私は、富山湾近傍の富山深海長谷を対象として、過去数十年における堆積物起源の時空間変動とその要因を解明することを目的に研究を行っています。
深海谷は、沿岸域から深海への物質輸送路として重要であると考えられており、中でも富山湾では谷地形が沿岸まで発達し、陸域からの影響が反映されやすいことから、近年の気候変動の影響を含めた堆積物輸送状況の把握に適しています。本研究では、①化学トレーサーによる堆積物の起源と定量化、②放射性同位体測定による堆積年代の特定、③粒度・水塊解析による堆積物運搬過程の推定を行うことで、深海谷を介した陸-深海間の時空間的な物質輸送変動を明らかにしたいと考えています。
これらの成果は、気候変動が富山深海長谷の底生環境に及ぼす「影響評価」と「将来予測」に貢献することが期待されます。
私は、富山湾近傍の富山深海長谷を対象として、過去数十年における堆積物起源の時空間変動とその要因を解明することを目的に研究を行っています。
深海谷は、沿岸域から深海への物質輸送路として重要であると考えられており、中でも富山湾では谷地形が沿岸まで発達し、陸域からの影響が反映されやすいことから、近年の気候変動の影響を含めた堆積物輸送状況の把握に適しています。本研究では、①化学トレーサーによる堆積物の起源と定量化、②放射性同位体測定による堆積年代の特定、③粒度・水塊解析による堆積物運搬過程の推定を行うことで、深海谷を介した陸-深海間の時空間的な物質輸送変動を明らかにしたいと考えています。
これらの成果は、気候変動が富山深海長谷の底生環境に及ぼす「影響評価」と「将来予測」に貢献することが期待されます。