自己紹介・研究目的
令和5年度修了/ ■SPRING事業 採択学生紹介
数理・ヒューマンシステム科学専攻
令和5年度 大学院入学
七谷 佳祐
シチタニ ケイスケ
静電容量 変化を利用した 尿吸収 おむつセンサ システムの開発
富山大学大学院理工学教育部(博士課程)数理・ヒューマンシステム科学専攻の七谷佳祐です.
私は工学技術を社会に役立てることを目指し,静電容量変化を利用した尿吸収おむつセンサシステムの開発研究に取り組んでいます.
介護の現場でおむつを利用している方の排泄状況を確認するためには,布団をめくり,着衣を脱がす必要があります.おむつ交換は排泄直後が理想ですが,施設では決まった時刻に全員一斉におむつ交換を行っています.そのため,交換が深夜にまでおよび,おむつ利用者の睡眠を妨害する恐れがあります.
現在,排尿情報としておむつが尿を吸収した時刻と吸収量を自動で測定・記録でき,かつ介護者が離れた場所から容易に確認できるシステムを開発しています.これまでの研究で,複数回の排尿情報を測定できるようになりました.今後,測定精度を向上させ,要介護者で排尿情報の収集を行い,実用化を見据えた研究に発展させたいと考えています.
私は工学技術を社会に役立てることを目指し,静電容量変化を利用した尿吸収おむつセンサシステムの開発研究に取り組んでいます.
介護の現場でおむつを利用している方の排泄状況を確認するためには,布団をめくり,着衣を脱がす必要があります.おむつ交換は排泄直後が理想ですが,施設では決まった時刻に全員一斉におむつ交換を行っています.そのため,交換が深夜にまでおよび,おむつ利用者の睡眠を妨害する恐れがあります.
現在,排尿情報としておむつが尿を吸収した時刻と吸収量を自動で測定・記録でき,かつ介護者が離れた場所から容易に確認できるシステムを開発しています.これまでの研究で,複数回の排尿情報を測定できるようになりました.今後,測定精度を向上させ,要介護者で排尿情報の収集を行い,実用化を見据えた研究に発展させたいと考えています.