自己紹介・研究目的
令和4年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
薬科学専攻
令和4年度 大学院入学
篠崎 友亮
シノザキ ユウスケ
血液網膜関門におけるamantadine輸送担体を利用した動態学的観点からの新規網膜疾患治療薬創出
富山大学大学院 医学薬学教育部 薬科学専攻 博士後期課程1年の篠崎友亮です。
私は、血液網膜関門 (BRB) を介した網膜への薬物送達について研究をしています。BRBは循環血液-網膜間の物質移行を制御する関門組織です。この関門に通過を許可された薬物のみが末梢から網膜へと到達できます。
これまでに私は、アダマンタン誘導体amantadineがBRBに存在する特定のゲートを通り、血液から網膜へと積極的に移行することを見出しました。アダマンタン誘導体には網膜疾患治療にポテンシャルを有する物が存在します。
現在、このゲートの実体を解明し、それに基づくBRB透過性アダマンタン型網膜疾患治療シーズを見出す研究を進めています。この研究を通じ、末梢から網膜疾患を治す薬を世に出したいと考えています。
私は、血液網膜関門 (BRB) を介した網膜への薬物送達について研究をしています。BRBは循環血液-網膜間の物質移行を制御する関門組織です。この関門に通過を許可された薬物のみが末梢から網膜へと到達できます。
これまでに私は、アダマンタン誘導体amantadineがBRBに存在する特定のゲートを通り、血液から網膜へと積極的に移行することを見出しました。アダマンタン誘導体には網膜疾患治療にポテンシャルを有する物が存在します。
現在、このゲートの実体を解明し、それに基づくBRB透過性アダマンタン型網膜疾患治療シーズを見出す研究を進めています。この研究を通じ、末梢から網膜疾患を治す薬を世に出したいと考えています。