自己紹介・研究目的
令和4年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
ナノ新機能物質科学専攻
令和4年度 大学院入学
田村 嘉章
タムラ ヨシアキ
円偏光アト秒X線パルスによるキラル物質の光電子放出地底の理論研究
理工学教育部ナノ新機能物質科学専攻 博士課程1年の田村嘉章です。
私は、光電効果における光電子放出の遅延現象について研究を行っています。この遅延はアト秒(10-18 s)と非常に短い時間の物理現象であり、近年のアト秒パルスレーザーを用いたアト秒測定の発展に伴い、測定が可能になりました。私は多重散乱理論の枠組みでの数理モデル及び理論計算を用いた光電子放出遅延時間スペクトルの解析手法の確立を目的としています。
材料開発にとって重要であり一つのホットトピックとなっているキラル分子に対して、円偏光アト秒パルスを用いた光電子放出遅延が測定されはじめています。本研究では、この実験に対する理論構築と計算プログラム開発により解析手法を確立させ、光電子放出遅延として現れる円偏光二色性が有効ポテンシャルのキラリティとどのような相関を持つかを明らかにしたいと考えています。(旧フェローシップ事業採択学生)
私は、光電効果における光電子放出の遅延現象について研究を行っています。この遅延はアト秒(10-18 s)と非常に短い時間の物理現象であり、近年のアト秒パルスレーザーを用いたアト秒測定の発展に伴い、測定が可能になりました。私は多重散乱理論の枠組みでの数理モデル及び理論計算を用いた光電子放出遅延時間スペクトルの解析手法の確立を目的としています。
材料開発にとって重要であり一つのホットトピックとなっているキラル分子に対して、円偏光アト秒パルスを用いた光電子放出遅延が測定されはじめています。本研究では、この実験に対する理論構築と計算プログラム開発により解析手法を確立させ、光電子放出遅延として現れる円偏光二色性が有効ポテンシャルのキラリティとどのような相関を持つかを明らかにしたいと考えています。(旧フェローシップ事業採択学生)