自己紹介・研究目的
令和4年度入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
地球生命環境科学専攻
令和4年度 大学院入学
渡辺 拓実
ワタナベ タクミ
日本列島における人とアカギツネおよびそれらを取り囲む自然環境の過去、現在、そして未来
富山大学大学院・理工学教育部博士課程・地球生命環境科学専攻1年の渡辺拓実です。
私たちが生活する日本列島には、世界的に見ても固有性の高い島嶼生態系が存在しています。
しかし、近年の過剰な開発や資源利用によってその持続可能性は脅かされつつあり、日本列島全域が「生物多様性ホットスポット」に指定されています。
豊かな自然環境を次世代へと繋ぐために、生態系の根幹を為す生物多様性(遺伝子の多様性を含む)の形成・変動・維持機構の究明が必要です。
私は、高次の広食性捕食者として生態系の中で重要な役割を有し、また昔から人との関わりも深いアカギツネに着目し、その過去から現在にかけての分布域、個体数、利用環境などの動態を遺伝子解析に基づいて解明しようとしています。
そして、得られた知見を統合することで、アカギツネやそれを取り巻く生態系の未来を予測し、今後の人と自然環境との共存可能な在り方について探りたいと考えています。
私たちが生活する日本列島には、世界的に見ても固有性の高い島嶼生態系が存在しています。
しかし、近年の過剰な開発や資源利用によってその持続可能性は脅かされつつあり、日本列島全域が「生物多様性ホットスポット」に指定されています。
豊かな自然環境を次世代へと繋ぐために、生態系の根幹を為す生物多様性(遺伝子の多様性を含む)の形成・変動・維持機構の究明が必要です。
私は、高次の広食性捕食者として生態系の中で重要な役割を有し、また昔から人との関わりも深いアカギツネに着目し、その過去から現在にかけての分布域、個体数、利用環境などの動態を遺伝子解析に基づいて解明しようとしています。
そして、得られた知見を統合することで、アカギツネやそれを取り巻く生態系の未来を予測し、今後の人と自然環境との共存可能な在り方について探りたいと考えています。