自己紹介・研究目的
令和8年4月入学/ ■SPRING事業 採択学生紹介
臨床薬学プログラム
令和8年4月 大学院入学
加田 勝也
カタ カツヤ
母集団薬物動態モデルの再構築による個別化医療の新展開
富山大学大学院総合医薬学研究科臨床薬学プログラムの加田勝也です。
近年、薬剤選択と用量調節において個別化医療の重要性が高まっています。治療薬物モニタリング(TDM)では、母集団薬物動態(PPK)パラメータを用いたベイジアン解析が広く用いられていますが、元データとなる母集団の特性に依存しやすく、共変量情報の欠如や不一致があると、個体特性や併用薬の影響を十分に反映することができません。その結果、蓄積されたPPKパラメータの臨床応用性は限定的で、知的資産としての価値が活かされないという実践的課題があります。さらに、中・長期的な薬物治療を必要とする場面で加齢や病態進行などの「個体内変動」を「個体間変動」と分離評価できないという学術的課題が残されています。本研究では、PPKモデルの改変(リモデリング)により、個体特性の反映に乏しい従来モデルの技術的課題の解決を図ることで、TDMや臨床薬物動態学の新たな展開を目指します。
近年、薬剤選択と用量調節において個別化医療の重要性が高まっています。治療薬物モニタリング(TDM)では、母集団薬物動態(PPK)パラメータを用いたベイジアン解析が広く用いられていますが、元データとなる母集団の特性に依存しやすく、共変量情報の欠如や不一致があると、個体特性や併用薬の影響を十分に反映することができません。その結果、蓄積されたPPKパラメータの臨床応用性は限定的で、知的資産としての価値が活かされないという実践的課題があります。さらに、中・長期的な薬物治療を必要とする場面で加齢や病態進行などの「個体内変動」を「個体間変動」と分離評価できないという学術的課題が残されています。本研究では、PPKモデルの改変(リモデリング)により、個体特性の反映に乏しい従来モデルの技術的課題の解決を図ることで、TDMや臨床薬物動態学の新たな展開を目指します。